「クローカ、見てごらん。あれが僕たちの住んでいた地球だよ。」
イワン・イストチニコフ大佐はソユーズ2号の船内から
傍らにいるライカ犬に話しかけた。
「僕らもガガリーン船長と同じ所から、青い地球を眺めているんだ」
もう少しすれば、地上からソユーズ3号が打ち上げられる。
ドッキングを成功させて、俺はクローカと地球に必ず戻るんだ。
大佐は心に堅く誓った。
1968年10月25日
レコード番長、須永辰緒の待ち望まれた1stアルバム。
同封されている、いとうせいこうの短編小説「犬の光」や
ロシアの宇宙開拓の歴史などを読みつつ聴いて見るとおもしろいかも
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